今回は時化の後でまだうねりが残っている状況下でのスロージギング についてです。
この日の条件は天気こそ良かったものの、そこ潮はあんまり効いてる感じではありませんでしたが、上の方の潮が滑っていてすぐ斜めになってしまうような状態でした。
この場合、単純に縦のイメージでやるとすっごくやりにくい上になかなか釣れないと思います。
毎回課題を持って釣りをしているので、スロージギング が上手くなりたいと思っている人に少しでも参考になればいいなーと思ってます。
同じように課題を持ってやっている人、アドバイスをいただけるベテランの方。どんどんコメントお願いします<(_ _)>
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カンナカとは?
本土と隠岐の島の中間あたりにある大きな瀬で、かなり有名なジギングスポットです。
水深約70m〜100mくらいで、かなり根が荒いポイントから、砂場、泥場など様々なエリアがあります。
釣れる魚の種類はもちろん、サイズも大きくていろんな釣りが楽しめる場所です。
今回の課題
課題1.船が上下するときの高低差が激しい場合の対応を考える
日本海(島根半島)は良くて年間120日程度しか出船できないと言われています。
多少うねりは残っていても、出れる時に出ないと釣りができないということもあり、なかなかのコンディションで釣りをすることが少なくはありません。
なので、あらゆる状況で釣りができるように考えて対応力をつける必要があります。
今回はポイントに入った時はそこそこうねりが残っていてかなりジグがしゃくりづらかったので、色々対応を考えてみました。
課題2.潮が滑って斜めにしか引けない場合のアプローチを考察する。
これ結構大事です。
ここをちゃんと考えているのといないのとではかなり釣果が変わってきます。
これに気づくまで、船長にボッコボコに釣られてました(笑)
垂直に落としている状態と、斜めに引いている状態をちゃんと意識できればよく無い状況でもちゃんと結果を出すことができます。
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それでは実釣
まずジグを落としている最中もなかなか強烈なうねりで船が上下してます。
そうするとスプールから出るラインが早くなったり遅くなったり。これジグどんな動きしてるんだろうね?と思いながら着底を待ちます。
着底後底切りしなくても勝手にジグが浮いてくるんじゃないか?と錯覚するレベルのうねり。
正直やりにくい・・・・
そこでまず気づいたのは、着底したタイミングで今船は高い位置にあるのか、低い位置にあるのかを意識することが必要だということです。
それはなぜか。
船が高い位置にある時はおそらく巻き始めると同時に船は下がっていきます。
そうするとラインスラックが多くなるので底を切る時にいつもと同じように4回とか5回とかではなく、下がった分+αで巻かないと底は切れない。
その逆も然りで、低い位置にある場合はそこから上がってくるわけだから、ラインスラックが少ない状態になっていくので、いつものように底を切ると巻きすぎる可能性もある。
ということで今どっちなのか?は落としてる最中も意識しておくことが必要なる。
あと、しゃくってる最中の船の上でで竿がうねりに負けてしまうことがある。
状況に応じてだけど、1つ強い番手の竿を使うとちょっとはそれがましになるかもしれないです。
あとこの日は上潮がかなりすべっていたため、2回くらい落とすともう45度くらいになるレベルで流れていきました。
この日は船首にいたのでジグをとことん流して釣りをしていました。
そこでまた1つ気づきがありました。
斜めになってる時っていつもと同じ回数上げてもそんなに浮いてないんじゃないか。
ということ。
斜めになった状態で10回巻き上げるのと直角に近い状態で10回巻き上げるのでは全然違いますよね。
そこに気づいたので、とことん流しながらいつもの1.5〜2倍程度しゃくって
「底付近」を流していくようなイメージで根魚を拾っていきました。
結構ライン出てる時に青物かかったりして結構苦労しました(笑)
水深100mくらいのポイントでしたが、200m近く出ていたのではないでしょうか・・・
まとめ
悪いコンディションの中でも正しいアプローチをすることで魚は釣れるということを感じた釣行でした。

この日はブリ、連子鯛、沖メバル、アジ、イシガレイ、ウッカリカサゴでした。
斜めに底付近を探っているとカレイとか普段釣れない魚も釣れるということがわかりました、いい収穫です(笑)
また新しい引き出しが増えました。
次の釣行が楽しみです。
本日のタックル
Ocean Freaks SKYLLA 0 + CAPTCHA 30HGL + SUNLINE ULT 1.2 600m
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