生産管理のパッケージ導入に失敗する組織と成功する組織の違いとは?過去の事例を紹介します。


久しぶりの投稿です。



最近、お仕事でよくこんな相談を受けます。



Windows7からWindows10への移行を機に、生産管理システムのパッケージを導入したい


Windows7のサポートが2020年1月をもって終了するので、その駆け込みみたいなもんですね(笑)


あと1か月もなのに、これからパッケージを選んで社内で検討して導入っていうのは無謀!というか無理だと思うんですが、そういう話は置いといて。



今回は過去、いろいろなパッケージを導入するための支援をしてきた中で


・パッケージ導入がうまくいって業務改善が成功したケース。
・パッケージ導入がうまくいかず、高い費用を払って導入したのに3年持たず利用をやめてしまったケース


を紹介したいと思います。



これから新パッケージの導入、選定をお考えの方の参考になればと思います。


それではご覧ください。

 

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生産管理のパッケージ


今回は2つのパッケージについてお話しようと思っています。

FutureStage(日立システムズ)

こちらは数ある生産管理のかなでも割と導入コストが安いといわれています。
(私の感覚だと結構高いと思ってます)


製造業に特化したパッケージになっています。

PRONES (富士通)

こちらは導入コストが結構かかるシステムだという印象です。
パッケージ料、カスタイズ費用、設定費用などで億越えの案件だったと記憶しています。


何かに特化しているわけではなく、いろいろな機能が用意されているので、
様々な業種で使うことができます。

その他

今回は触れませんが、現在ネットで生産管理と検索するとかなりの数のパッケージがHITします。


NetSuite、rBOM、Factory-ONE、JWORD 等々。


それぞれ特化した分野だったり、特徴的な機能があります。


成功、失敗それぞれの事例について


それでは本題に入っていきます。


まず成功した事例についてです。


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N社様の導入成功事例

N社様は地方都市の中堅企業という規模の企業様です。
農業機械を中心に研究開発・製造・販売をしておられます。

こちら「FutureStage」の導入の支援をさせていただきました。


会社として生産管理のパッケージを初めて導入されるということで、現在の業務フローの見直しも併せて行っていました。


N社様は経営者層(社長や常務、工場長)が積極的に動いていたのも印象的で、

 ・なぜパッケージを導入したいのか?
 ・自分たちが抱えてる問題というのはどういうものか?
 ・そのパッケージを入れることで、どういう結果を期待するのか?
 ・そもそも、そのパッケージは会社にあっているのか?

というのをよく考えて、踏まえたうえでパッケージ選定を行い、
FutureStageを選ばれたそうです。

なので、業務フローをシステムに寄せて行く形で導入作業を進めて、必要最低限なカスタマイズのみでとてもスムーズに導入作業が終わったイメージがあります。

カスタマイズも少なく、導入までの期間も短かったため費用も抑えることができていました。

N社様は先日、Windows10への移行が完了した後も、FutureStageを利用しておられます。

システムに寄せて変更した業務フローも違和感なく浸透していったというお話を聞きました。

いろいろなパッケージの導入支援をしてきましたが、間違いなくこの事例が一番の成功事例だと思います。


C社様の導入失敗事例


C社様の案件は私は初期段階でほかのプロジェクトに移ってしまったので、事の経緯を細かくは把握していなのですが、パッケージ導入からたったの2年3か月で利用を停止して、以前使っていたシステムの再度稼働させたというケージです。


こちらは「PRONES」を導入されました。



C社様は地方では割と規模の大きな食品加工業の企業様です。

「PRONES」の導入の際、経営賞、管理部門は動かず。
現場の主任レベルのスタッフとシステム担当部門を中心に導入が進められていました。


そこで、
なぜパッケージを導入したいのか?
・自分たちが抱えてる問題というのはどういうものか?
・そのパッケージを入れることで、どういう結果を期待するのか?
・そもそも、そのパッケージは会社にあっているのか?


という部分があまり詰めて考えられていなかったようです。
用は「経営層がパッケージを入れろと言ったから仕方なくやっている」
という感覚ですね。


当時の導入支援担当者からいろいろ聞ききましたが、典型的な失敗事例だなと思いました。


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企業の導入担当者の意識が低かった。


「現行システムの老朽化により、生産管理システムを入れ替えるよう経営層から指示された」

というような感じで、目的意識などがかなり薄いというのがありました。


「PRONESはいろいろな機能があり、カスタマイズすることで幅広い業種に対応するということだから、うちでも大丈夫だろう」


漠然とした情報と代理店に言われるがまま、パッケージのカスタマイズもかなり行ってからの導入になったようです。

大量のサブシステムを開発

かなりのカスタマイズを行って導入したパッケージも、実際運用を始めてみるとかなりの不具合が出てきたようです。

そこで、運用の見直しなどを検討するのではなく、システム担当部署が場当たり的な対応をしていたら、各部署がシステム担当者を通さずAccessを使ってサブシステムを作り始めてしまったということです

システム担当部署がサブシステムの管理を出来ていない状況が続き、増えすぎたサブシステムがパッケージを通すことなく、互いに連携をはじめてたところで、データの不整合が発生したため、運用を継続するのが不可能になりました。

パッケージの問題ではなく、完全に導入担当者の問題で失敗した事例です。

まとめ

パッケージの導入は数千万から数億になる大きなイベントです。
これを無事成功させて想定した以上の成果を出すためには

 ・なぜパッケージを導入したいのか?
 ・それによって、どのような問題を解決したいのか?
 ・そのシステムは会社にあっているシステムなのか?



など、目的・理由がはっきりしていることが大事です。



また、経営者層、管理者層の社員が指揮をとって、現状をしっかり把握して進めていくというのも大事になります。



ぜひ参考にしてみてください、

 

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