今回は工具を使わない方法その2をご紹介します。
難易度でいうとこっちの方がかなり簡単です。
工具を使わない方法は船の上で突然「こんなフックが欲しい!」ってなった時でも5分くらいで作れちゃうので、知っておいて損はしないスキルだと思います。
私は過去2回、この方法でPEではなくアシストラインがフロロのアシストフック、アシストラインの芯を抜いて全く張りのないフックを作ったことがあります。
それでは紹介していきます。
アシストフックを自作するための準備
今回も特別な専用工具は何も使いません。
- プライヤー
- ハサミ
釣りする人なら間違いなく持っているものだと思います。
それでは作っていきましょう。
今回以下のフックとアシストラインを使って組んでいきます。
- SFC JAMフック2/0
- SFC JAM アシストライン PE8号 フロロ1.5号

はい、今回もいつもの組み合わせです。すでに4度目の登場ですね。
あと、前回のものと同様で硬いアシストラインではちょっと難しいかもしれません。なのでしなやかで柔かいアシストラインを選んでください。
手順1:アシストラインで輪を作ります。
まず、アシストラインで輪を作ります。

これは大きすぎるとやりづらいし、小さすぎてもやりづらいです。
フックサイズによってベストな大きさは変わりますので適時調整してみてください。
手順2:アシストラインの輪の内側にフックを置きます。
アシストラインの輪の中にフックを置きます。

これは中心にないといけないとか、そういうのはないので大丈夫です。
写真のような感じで輪の中にフックをおいてください。
手順3:フックにアシストラインを巻きつけます。
最低5回巻きつけてください。
キス釣りや鯉釣りなどは15〜25回と教えてもらいましたが、アシストライン太いのでそこまで撒いてしまうと色々変になります。
なので私はフックサイズとアシストラインの号数によりますが、大体5回程度巻きつけます。

手順4:アシストラインの端を輪に通します
フックにアシストラインを巻きつけたら端を輪の中に通します。

この時に写真のような感じで、通したラインをフックに軽く回しておくと仕上がりは綺麗になると思います。
手順5:アシストラインを締め込んでフックを固定します。
手順4の状態になったら、メインラインを引っ張って締め込みます。
チモトの内側にアシストラインが来ていることを確認しできたら強く締め込みましょう。

手順6:同じように反対側もフックとアシストラインを固定していきます。
手順1〜5を参考にして反対側もフックを固定します。

こんな感じになりました。
あとはリングをつけて完成です。

今回はリングを仕上げ巻きして取り付けました。
本当はその1同様に簡易的な取り付けで良いのですが、私が普段作成するフックのイメージを伝えたくて今回はこのようにしています。
この作り方もフックとアシストラインの固定部分が小さいので弱いと思われがちですが、思ったほど弱く張りません。
しっかり作ってあれば青物がきても割と安心してやりとりできますし、大型の根魚だったり、チカメなど強烈な引きを見せるような魚でもキャッチできた実績はあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の方法は前回以上に非常にシンプルでかつ、特別な工具を使わないので気軽にチャレンジできる方法だと思います。
冒頭でも記載していますが、その1も、この方法も慣れてしまえば5分くらいでフックが作れてしまいます。
出船後、ポイントへの移動中などでもその日使う分のフックが用意できちゃいます。(船酔いしない人に限りますが・・・)
釣り具作りって天気が悪くて釣りに出られない時にもできるので、1つの楽しみとして覚えおくといいのではないかと思います。
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