アシストフックの自作シリーズ2回目になります。
今回は前回の作り方とちょっと違うやり方を紹介します。
こっちの作り方でも強度はかな強いです。
おばけみたいなウッカリカサゴやチカメキントキ、ブリやヒラマサもちゃんと多少強引に寄せても大丈夫でした。
この自作シリーズの中で、フックセッティングについても持論ですがお話できたと思います。
もっとこうした方が強度上がるよ!などアドバイスありましたらドンドンコメントください。
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Contents
アシストフックを自作するための準備
私は以下のものを使ってフックを作っています。
- バイス
- ボビン
- ハサミ
- 瞬間接着剤
- カッティングシート
仕上げ巻き用は専用の器具を持っていないので、家にあった木を加工してそれっぽいもの作ってます。

それでは作っていきましょう。
今回以下のフックとアシストラインを使って組んでいきます。
- SFC JAMフック2/0
- SFC JAM アシストライン PE8号 フロロ1.5号

今回もその1同様のセッティングにしてます。
ですが、この作り方は太いPEの方がやりやすいかもしれませんので、色々試してみてください。
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手順1:フックでアシストラインを貫通します。
ちょっと言葉で説明しずらいのですが、下の画像をご覧ください。

こんな感じで貫通させます。
ちょっと画像が悪いのですが、アシストラインの端は下側に出ているようにしてください。
手順2:アシストラインが回って動かないように固定します。
チモトのあたりで2、3回強く締め付けます。

ここでしっかりテンションをかけて、アシストラインの位置を調整しつつ固定します。
ここのポイントは、必ずしも貫通した場所とチモトがくっついてなくても良いです。
チモトと貫通した場所が1〜2mmくらい離れていた方が仕上がりが綺麗に見えたりします。
手順3:フックにアシストラインを固定します。
セキ糸を1往復してフックとアシストラインを固定します。
ここで固定する前に、下糸を巻く方もいらっしゃいます。
私はあまりフックとアシストラインの結合部を太くしたくないので下巻きをしていません。
今までこれでラインを切られたことやフックが抜けたという事故はあんまりないです。
そういうのが頻発したら考えるかもしれません。

ここでもしっかりとテンションをかけて密に巻いてください。

1往復するとこんな感じになります。これも密で綺麗であるほど強度は強いので、ゆっくり確実に締め込んでいきましょう。
この状態で止め結びをしてこうしたら片側は完成です。
止め結びができない方は、オーナーさんなどが販売しているフィニッシャーとご利用いただくと良いかと思います。
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手順4:反対側もフックとアシストラインを固定します。
1〜3の手順で反対側も固します。
そうすると以下の画像のようになるかと思います。

手順5:仕上げ巻きをして完成
私は冒頭で書いたように、ASSの「でっちくん」など持っていませんので
家に転がっていた木材にフックをつけているだけのものを使ってます。
仕上げ巻きについては文章だけでは説明しづらい部分もあるので、あとで動画撮ろうかと思ってます。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はその1と違って少し手順が少なくて簡易的な作り方を紹介しました。
この作り方をしてる人で耐熱チューブで結合部を保護してる方をよく見かけます。
そうしていただけると確かに強度も上がって安心も増すと思いますので、試してみていただけると良いと思います。
私のフック作りのコンセプトは「その日1日使うことができたら良い」と思って作っています。
強度は自信がありますし、そのままでもまだまだ使えるので繰り返し使ってもらっても良いのですが、やはり魚との出会いは一期一会。
釣りが終わったら毎回結合部を切ってフックを回収して、塩抜きして組み直します。
やっぱり確実に掛けた魚の顔見たいですからね(笑)
次はもっと簡単で、意外と強いフックの作り方を紹介しますのでお楽しみに。