スローに限らず、ジギングのアシストフックって結構いい値段しますよね。
しかし、魚との出会いは一期一会。掛けた魚は確実に顔を見たいというのが釣り人の感情だと思います。
なので、信用出来てかつ、気に入ったアシストフックがあったらそれ買いますよね。わかります。
私もそうでした。
でも、バラで買って自分で組んだほうが安いのでは?と思って自分で作るようになりました。
最初のうちは自分が作ったフックで針が抜けたりしないだろうか?アシストラインが切れたりしないだろうか?
といろいろ不安はありましたが、使っていくうちに全然大丈夫だなと思うようになりました。
むしろ、長さや硬さなど自分で選んで作ることができるので釣りの幅も広がったような気がします。
今回は私が近海ジギングや中深海用に作る、ちょっと強度の強いやり方を紹介します。
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Contents
アシストフックを自作するための準備
私は以下のものを使ってフックを作っています。
- バイス
- ボビン
- ハサミ
- 瞬間接着剤
- カッティングシート
仕上げ巻き用は専用の器具を持っていないので、家にあった木を加工してそれっぽいもの作ってます。

それでは作っていきましょう。
今回以下のフックとアシストラインを使って組んでいきます。
- SFC JAMフック2/0
- SFC JAM アシストライン PE8号 フロロ1.5号

手順1:フックに下糸を巻きます。
ポイントはなるべく密にしっかりテンションをかけて巻くことです。

私は2/0フックの場合だいたい25回巻きます。そうすると感覚で約1cmになります。
手順2:アシストラインをフックにつけていきます。

画像のようにアシストラインを乗せて、1回強く締め込見ます。
そうするとアシストラインがフックに固定されます。
ここからセキ糸を一往復させます。

ここでもしっかりテンションをかけてなるべく密に巻いていきます。
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手順3:アシストラインをフックに結びつけます。
私は手前から奥にアシストラインを入れる感じで結んでいきます。

アシストラインをしっかり締め込んで固定します。
アシストラインがフックの上よりやや奥側から出ていると綺麗に巻きやすいです。

手順4:アシストラインを完全に固定します。
この状態からセキ糸を1.5往復してフックとアシストラインを完全に固定します。
この時のポイントはやはりしっかりテンションをかけて密に巻くことです。
アシストフック作りをしていて思ったのは、テンションかけて密に綺麗に巻けているものほど強度が高いです。

これで止め結びをして片方完了です。
止め結びがわからない、出来ない場合はフィニッシャーを使ってもOKです。
手順5:同じように反対側もフックとアシストラインを固定します。
1〜4の手順で反対側も固定します。
そうすると画像のようになるはずです。

手順6:仕上げ巻きをして完成
私は冒頭で書いたように、ASSのでっちくんなど持っていませんので家に転がっていた木材にフックをつけているだけのものを使ってます。
仕上げ巻きについては文章だけでは説明しづらい部分もあるので、あとで動画撮ろうかと思ってます。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
備品まで自作している時間はないという方がほとんどだと思いますが
自分で作ったもので釣りをすると楽しさが倍増する気がします。
バイスを使わずに簡易的にできる方法も紹介しますので、ぜひ一度試してみてください。